義母が娘にくれたもの
贅沢な悩みかもしれないが、アメリカ人の義母からの贈り物に困り果てている。
なぜなら大概の場合彼女のくれる物は低品質かつ不要な物で趣味、好みも私のそれとはまったく違うからである。
でも彼女は人に物をあげるという行為が大好きで、たぶんそれが彼女の人生の楽しみなのだと思う。だからできるだけ喜んでるようにして感謝を伝え、物は黙って処分する。
けれど今回は本当に理解に苦しむ贈り物が来た。
それは40年前にリサイクルショップで買った「中国人の人形」で、ここ10年ほどは彼女の愛猫のおもちゃだったが孫(私の娘)にあげる、とのことだった。
頂いた時は返す言葉が見つからず絶句してしまった。
いや、サンキューくらいは言ったと思う。
たぶん私が日本人だから中国人の人形をあげたかったのだろう。
実際彼女は私にアジアっぽい物をくれたがる。
ああ、この人苦手だ。
義母からの誕生日プレゼント
努力したけど、この人ととはどうしてもダメだと思う義母。
誕生日プレゼントを送ったというメールが来て数日、届いたのは
富士山の絵と『Welcome to Tokyo, Japan』とかかれたTシャツ。しかも使用済み。
たぶん、eBayで買ったんだろう。
ああ、この人苦手だ。
日英バイリンガル子育て空耳アワー
長女(2歳):じょき。
私:何?
長女:じょきーじょきー。
私:もう一回?
長女:じょきーんじょきいいん。
私:除菌、除菌?
長女:じょおきーーん。
正解はDoggyでした。お隣さんの犬が鳴いていました。
私の中の本能
自分の子供に、ヒトの匂いが付いてくるのが嫌。
長女(2歳)からするベビシッターさんの香水の匂い。
次女(3ヶ月)からする看護婦さんの服から付いた柔軟剤の匂い。
すっごく気になる。
これは自分の子供だけ。大人なら家族でも香水をつけようと変えようとここまで気にならない。これは動物のお母さんが人間の匂いのついた我が子の子育てを遺棄するのと通じるところがあるな。
和食とヘルシー
和食派か洋食派かと聞かれたら、どちらかといえば和食派である私。
日本に住んでいた頃は洋食も大好きだったが、日本の洋食はたいてい日本人向けにアレンジされていたということにアメリカに渡ってから気づいた。
うちの食卓には和洋折衷、主人と私の妥協点のような食事が並ぶことが多いが、たまに主人がいない時は純和食が並ぶ。子供が生まれてからはアメリカで生まれ育っている我が子に和食の味を覚えて欲しいという気持ちもある。
で、最近思ったのは和食は圧倒的に後片付けの楽なこと!
玄米、味噌汁、高野豆腐と野菜の煮物、蒸し鶏におひたし。
油っ気があるのは蒸し鶏のみ。でもステーキなんかを作った時の油に比べたら調理後のキッチンの掃除もあってないようなもの。
アメリカ人の間では日本食は健康に良いという神話のような偏見があるような気がするけど、アメリカの典型的な食事が油分過多であるとは思う。日本食がヘルシーはそういうところから来てたりもするのかな、と食事の後片付けをしながら思った。