歴史の中のくりかえし

最近在米の日本人の子供に勉強を教えるという機会を頂いた。 そこで教えることになったことのひとつが日本の近代史。大政奉還に明治維新とか、私自身が勉強しなおすことが出来て結構楽しい。自分が中高生の時はぴんと来なかったけどそういうことだったのか、…

国際結婚と宗教

まだ生まれてもいない私たちの子供の洗礼式の計画を義母がたて始めた。 数ヶ月前に初めてそれを聞いた時、正直戸惑った。私は乳児洗礼には常々疑問を抱いていたので、それが自分の子供になされるとなれば「ちょっと待ってよ」、と言うのが正直な気持ちだ。も…

妊娠の素朴な不思議

最近、腎臓に石がたまって緊急入院した知人がいる。家族の話では皆で夕食を食べている時、突然床に転げ落ち、激しい痛みに悶絶しだしたらしい。そのまま緊急病院へ運ばれて即入院。 今年は脱腸で入院した知人もいる。脱腸は数センチでも、周りの組織が圧迫さ…

妊婦とサーフィン ー 6ヶ月

妊娠六ヶ月に突入。最近ちょっとお腹が出てきた様な気がするけど、夫以外の人はまだ見ても分からないと言う。一昨日くらいから急に胎動を感じるようになった。 以前から気になっていた、サーフィンはいつまで続けられるのかしらという疑問。考えても分からな…

東京とハワイ

東京とハワイで人々の生活を見ていると、環境が気分に及ぼす影響について考えさせざる得ないことがある。 ハワイに来たばかりの頃は、アメリカ人の適当さに散々イラついたけどそれにもだんだん慣れてきて、今ではハワイの青い空、海、山、東京ほど多くない人…

愛猫を殺したかと思った夜中

うちの猫は私のお腹の上で寝る。 なぜだか分からないけど私が妊娠してからそうなった。 毎晩私が寝ている間に乗っかってくる。 夜中2時頃ふと目が覚めると、お腹の上にいたはずの猫がいない。っていうか毛布に二重に包まれて壁と私の間に挟まってる。普段は…

ヴィパッサナー瞑想其の三

ヴィパッサナー瞑想の話題からは逸れ始めているのだけれど、前回のエントリー「ヴィパッサナー瞑想其の二」で触れた、七日目の夜の瞑想中に考えていたことについて書こうと思う。 私は人を許すのが下手だ。そしてそのことに対して自分自身に嫌悪感や不快感を…

ヴィパッサナー瞑想 其の二

自分でも何故だか良く分からないけど戻って来てしまったヴィパッサナーセンター。 一人で毎日瞑想をするのはなかなか大変なので、仲間がいるのはとても助かる。 私は瞑想中頭の中の雑念を払うことが殆ど出来ない。次から次へと色々なことが頭に浮かんでくる。…

ヴィパッサナー瞑想 其の一

今から一年ほど前、ヴィパッサナー(Vipassana) 瞑想と言うものを知った。知人から体験談を聞いた私は参加しなければという衝動に駆られ、即10日間コースに参加。 10日間は会話、外部との接触、電話、テレビ、ラジオ、インターネット、読み書きの全部が禁止…

自分の声はどうしてよく聞こえるのか

なんてことをふと思った。 私は子供の頃から声が小さいと言われ続け、30を超えた今でもたまに言われる。 会話中、相手には聞こえていないかも知れないけど、私自身には私の言っていることが良く聞こえているのだ。で、これが問題の根源なのではないかと思っ…

日本の茶碗とお椀が小さい理由ー食べ物を捨てること

アメリカ人は日本の食器を見てよく「かわいい!」と言う。その理由のひとつにサイズが小さいことがある気がする。アメリカに暮らしていて、日本の湯のみ、お茶碗サイズの食器を見かけることはまずない。 これとは一見関係ないように見えるがけど、他にここに…

情報社会で思考停止

西部 邁の「昔、言葉は思想であった」と言う本を読み始めた。まだ半分も読んでいないけど、考えさせられ、学ぶことの多い一冊で、アマゾンに1200円の海外発送料を払った価値があった。 ここ数年、私の脳は思考停止している様な気がすることがある。インター…

未練と新生活 - 喉もと過ぎればすぐ忘れるわたし

専業主婦になって、「明日月曜日だ」という憂鬱を感じなくなった。 これはすごく素敵なことなのではないかと、日曜の夜に「明日は平日だー」とつぶやく友人の顔を見てふと思った。私はいまの状況にもっと感謝していいはずなのになんか素直に喜べていない。 …

二十歳の原点 12年後の感想

今から12年ほど前、私が19歳か20歳くらいの頃、高野悦子さんが書いた二十歳の原点という本を読んだ。当時の私は、高野悦子さんも普通の二十歳の子だったんだな、と思った。彼女を天才と称した書評・解説があったけどそう思わなかった。 ただ、彼女の赤裸々な…

トカゲの判断ミス

私の住むハワイには、トカゲがたくさんいる。 昨日キッチンのカウンター上にトカゲがいたのけれど、私はそれに気づかず、腕を上げた瞬間何かが動いているのに気づいた。 見ると外れたトカゲの尻尾が激しく舞っている。尻尾の主が一目散に逃げていくがの見え…

納豆を電子レンジで解凍する in ハワイ

ハワイの納豆は冷凍して売っている。 冷凍して輸入しているのだろう。 納豆を食べたい時は前日から解凍しておくことが多いのだけど、たまに無計画に納豆が食べたくなる時もある。 そんな時は電子レンジで解凍する。 加熱された納豆の臭いは、納豆を知らない…

夫のフェイスブック

私は子供の頃、「私が将来結婚する人は今どこで何をしているのだろう?」と考えてみるのが好きだった。 あれから20年以上経った今、その答えを発見した意外な場所。それは夫のフェイスブック。 夫と一緒に彼のフェイスブック上の友達をランダムにクリックし…

夫とエロサイト

何ヶ月か前に夫のiPadを開いたらエロサイトが一瞬出てきて消えた。 その時は夫もすぐそばにいたから「セフレでも探してんの?」と軽く言っていおいた。 夫はシラをきり、話はそれで終わった。 昨日彼が家のガレージで作業している時に私も下りて行ったら、作…

読んでない本の題名から妄想を膨らませた感想ー後編

じゃ、繁栄とは何か。 それは時代と共に多少変わる。 じゃ変わらない部分は何か。 食べ物に困らない。健康。子孫繁栄。 財産は上に書いたものをある程度保障するからこそ魅力がある でここで思った。 今の大学周辺社会は本末転倒している。私の友人の大学教…

読んでない本の題名から妄想を膨らませた感想ー前編

堀込泰三さんと言う方に関する記事を読んで、彼の著書、“子育て主夫青春物語「東大卒」より家族が大事” を読んでみたいなと思った。まあアメリカに住んでると日本の本は買えないし、ネットで買うと送料がばかばかしいからこの本に何が書かれいているか私が知…

GMO(遺伝子組み換え)食品とか

一般的にはなんだか悪者扱いされている遺伝子組み換え食品。 “遺伝子を組み換えた生物を食品に使用する”ことに対する私の立場は中立なのだけど、 “遺伝子組み換え反対の人たちの情報の発し方”には疑問を感じることが多々ある。 遺伝子組み換え食品を悪しとす…

海水の中でつかまえて

私のはてなID、Catcher in the wavesはD. J.サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」の原題「Catcher in the Rye」からとった。 小説の中で <自分は、広いライ麦畑で遊んでいる子どもたちが、気付かずに崖っぷちから落ちそうになったときに、捕まえてあ…

猫と妊婦

妊娠してからうちの猫がやたら甘えてくるようになった。 私自身が妊娠していると気づく前から、後ろをついて来て私が座ったとたん膝の上に乗ってきたり、毎晩私のお腹の上で寝るようなったり。 前から私に良くなついている猫ではあったけど、この隙あらば私…

私は戦争がきらいなのだ

毎日仕事や生活に追われるでもなくのほほんとしていると、自分の思考に良く気づく。 今日、何となく頭に浮かんだこと。考えたこと。 盛者必衰と諸行無常。 オバマ大統領を始めいろんなアメリカの政治家や一般市民が言うようにアメリカは特別なのかもしれない…

Catcher in the wave

My hatena ID “catcher in the wave” is taken from the Catcher in the Rye by J. D. Salinger of course. May be this name reflects my wishful thinking that I would have Holden in the water as I surf waves of my life and he would protect me fro…

Catching waves of life

Surfing is a bit like life. You have to watch the incoming waves carefully to catch a good one. Once you decide which one to go for, you have to paddle like crazy to catch it. The wave may or may not break as you thought it would. You neve…

人生の波をキャッチすること

サーフィンは人生とちょっと似ている。 たくさん来る波をよーく見て、これだと決めた波を全力で捕まえに行く。そうでないとなかなか波に乗れない。 大きな波になれば乗れたときの感激は大きいけど、落ちて波にもまれたり、運が悪ければ海の底にぶつかって怪…

世界は平和になっていく

様な気がする。国同士の争い、戦争が減っていくと私は思う。 私たちが現在直面している問題は、時間と共に変わっていかないはずがない。 飢饉や資源枯渇の深刻化や今は存在しない問題の出現はあると思う。 宇宙戦争とか。 人間って未知のものに対する恐怖が…

オバマ大統領一般演説の感想の続き

前回の日記の続き。 アメリカには(も)賢い人がたくさんいる。 知的資産、お金、資源、そして設備がある。そして世界中から優秀な人材が集まってくる。 で、そういう知能や経済力を大量破壊兵器の開発研究とかに(も)使っているのだから何と悲しいことかと…

オバマ大統領の一般教書演説を聞いた感想

昨日、オバマ大統領一般教書演説をラジオで聞いた。 オバマが大統領に就任して5年目にして初めてリアルタイムで最初から最後まで聞く一般教書演説。で、イランの核兵器開発に対する懸念を強調するオバマ、というかアメリカ政府に対して思ったことが多々あっ…