抗生物質と子供のアトピー 其の一

前回のブログ

 

catcherinthewave.hatenablog.com

 

にて、病院で担当の先生に憤ったと書いた。

今回はその理由を詳しく書きたいと思う。

 

ここ数年アメリカでは、腸内の細菌の存在が注目され始めている(日本でもおなじかしら?)。私が最近読んだBrain Maker (日本語にも訳されていて、題名は「腸の力」であなたは変わる: 一生病気にならない、脳と体が強くなる食事法)という本の中では体内に存在する細菌の重要性や、抗生物質が人にとって良い働きをする細菌まで殺してしまうことのリスクが説明されていた。幼い子供が抗生物質によって受ける影響は大きく、小さい頃に抗生物質を使っていた人の方がその後の不調や故障の率が有意に高くなることが最近の研究でわかって来てるらしい。

 

私は普段から腸内フロラなんかを意識して生活しているため、安易に惰性で抗生物質を処方された(様に感じた)ことに不信感を抱いたのだ。

娘が当たった先生のように、長年臨床医をしている人たちは最新の研究に興味がなくなるのだろうか。

処方された抗生物質は使わなかったけど、医者が細菌感染といった傷は数日で治った。