読んでない本の題名から妄想を膨らませた感想ー前編

堀込泰三さんと言う方に関する記事を読んで、彼の著書、“子育て主夫青春物語「東大卒」より家族が大事 を読んでみたいなと思った。まあアメリカに住んでると日本の本は買えないし、ネットで買うと送料がばかばかしいからこの本に何が書かれいているか私が知る日は来ないかもしれない。

 でもこの「キャリアか家族か」とか、「人生において本当に大切なものとは」みたいな問いは今の私にとってホットトピックである。 

 で、この本のレビューとか解説を読んでいて思った。

 

なぜ東大とか有名大学は望ましいとされるのだろう?

 

それはたぶんいい仕事に就ける、起業するにしても何にしてもその先の人生の成功確率が上がる(気がする)からと言うのが大きいと思った。

 

そうなると大学で受ける授業内容と言うのは二次的で、人脈、校風とかブランドが大きな意味を持つところとなる。どうしてもOO大の授業が受けたいがためだけに志願しました、という人はあまりいないと思う。そりゃこの学校には面白そうなカリキュラムがあるとかそういうの入学前に多少調べられるとは思うけど、授業なんて実際受けてみるまでわかんないもん。国立大学は60歳で定年になる先生が多いから、その後私立大学で教授をやる人が結構いる。けどこの私立大学には東大を退官した先生がたくさん流れてくるから受験しよう、と言う人を私は見たことがない。

 

人生を変える授業や恩師との出会いと言うのは実際にけっこうある話だと思うけどそれは後で気づくことであって、入学前に大学の授業要領を見ても分からない。

 

入る前に「この学校、この授業しかない」とか思う人は少ないと思う人がいたとしてもそういうのはきっと若くて世間を知らないか、大昔のギリシャ人が学者のような考えの持ち主かだな。

すれた私はそんな想像を膨らます。

ちなみに学校、学者の語源のギリシャ語の意味は「余暇」。つまり学問と言うのはお金があるから働かなく良くて働かなくていいから時間がある人たちの活動だった。

 

けれど現代社会において勉強や学校は他にすることがないからやること、行くところではなく、その後社会でやっていく為の土台作りのとなっている。

 

ちなみに13年間で三つの大学に所属し、その間いろんな大学の人に会う機会に恵まれた私が思うに、面白い先生と言うのは無名の大学にもいるし、日米を問わず有名な大学には高い知性と共に政治力を兼ね備えた先生が多い。

  

それた話を戻して、では上述の「人生の成功」とは何か。

 

私が思いついた一番無難かつしっくり来る答えは「繁栄」。

 

つづく。