子供のアトピー治療とアメリカの医療体制 其の二

娘の悪化したアトピーを見かねて2週間ぶりに戻ってきた小児科。

娘の担当医はおらず、前回とは違う先生に当たる。

金曜日の午後。

みんな疲れていて、早く仕事を終えて帰りたいオーラが伝わって来る。

そんな時、予約なしで現れた私たち親子。

こういう時露骨に嫌な顔をする人たちに出会えるのは、アメリカだ。私の経験上、日本にこういうタイプはあまりない。

今回担当の女医さんは私の話を聞く気もなく、娘の症状を見るでもなく

前回処方したステロイドをまた使うようにとの指示を出した。

パソコンをから目を離してちらっとこちらを向き、娘の顔に細菌感染がしているから抗生物質を一週間飲ませるようにと言われた。

それを聞き、私の中で怒りと不信感がどどっと沸いてきた。

彼女が細菌感染と言ったのは、さっき出来た引っ掻き傷だ。

ここで憤るのはエネルギーの無駄使いと悟ったを私は「アレルギーの専門医を紹介してください。」とお願いした。